大建協別府支部（32社）は16日、別府市内で２０２５年度の第76回通常総会を開いた。会員19社が出席し、議案審議のほか表彰式が行われた。
　初めに、幸勝美支部長が建設業の発展・協会運営・災害復旧への協力に感謝を述べた後、「市民の安全安心な生活を守るため、インフラ整備や社会的使命を果たすとともに、優先的な会員企業の活用など市へ陳情を行う」とあいさつ。
　議事では、▽災害に強い安全安心なまちづくりのための減災・防災対策を推進▽公共事業への協会会員の優先活用および事業提案▽建設業の社会貢献活動・イメージアップ活動を推進▽別府市ならびに市内建設団体との連携および協力▽労働災害防止対策と雇用改善対策への対応▽技術の向上ならびに経営改革への対応―など、11項目が提案され承認された。
　終了後は表彰式が行われ、幸支部長から受賞者へ表彰状が手渡された後、受賞者を代表して、明大工業㈱の尾崎克弥さんが「まことに光栄だ。受賞を契機に今後も技術力向上、品質確保に努めたい」と謝辞を述べた。
　受賞者は次の通り。
　◇全国建設業協会長表彰
▽会員＝㈱幸建設
　◇県建設業協会長表彰
▽会員＝㈱安部勇建設、会員の職員＝尾崎克弥（明大工業㈱）
　◇県建設業協会別府支部長表彰
▽会員の職員＝齋藤誠（㈲秋則建設）、佐藤義則・加藤美奈（以上、長幸建設㈱）、星野孝弘（明大工業㈱）。