大分建設新聞

ニュース記事

省エネ計算研修会開く 県建築士事務所協会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2025年05月12日
 県建築士事務所協会(仲摩和雄会長)は9日、大分市内で「住宅のエネルギー基準と評価方法」に関する、省エネ計算方法の研修会を開いた。
 研修会には、会員など9人が出席。研修は今年4月から小規模な建築物にも省エネ基準への適合が義務化されたことを受け、W・RC造の戸建て住宅における設計時の省エネ計算方法を学んでもらおうと、より実務的な研修形式で行われた。
 講師は、Earth Designの小林秀弘代表が務め、資料を基に建物の外皮性能計算、一時消費エネルギー消費量計算方法などについて、省エネ計算における計算式に入力するエクセル数値の見方や、壁面などの断熱材の有無により、入力すべき材質自体が異なってくる点などを詳細に解説した。
 また演習では、実際に用意された設計図から性能値(熱貫流率・綿熱貫流率)を求めたり、総外皮熱損失量、外皮平均熱貫流率を計算するなどして、知識と経験を深めた。
 協会では、今月13・14日にも同様の研修会を実施予定で、3日間合せて約30人が受講する。
名鑑CDバナー
取材依頼はこちら
環境測定センター
事業承継プラザ 切り替え
arrow_drop_up
TOP