ロータリーわくわく広場実行委員会（大分地区の９ロータリークラブで構成、佐藤憲幸実行委員長）は３月30日、大分駅前のトヨタカローラ大分祝祭の広場で、初の「子どもお仕事体験！なりたい自分を探そう！」と題した職業体験イベントを開いた。
　イベントは、子どもたちが将来の職業を考えるきっかけづくりを目的に開催された。ロータリークラブの所属会社や企業からの声掛けなどで、お仕事体験ができる14ブースのほか、消防車や塵芥車、高所作業車など展示。親子連れ約２０００人が来場した。
　㈱穴井電機・㈱ウエダ電気工事の職業体験ブースでは、小学生たち12人が電気工事体験に挑戦。電線をつないでスイッチを配置し、実際に電灯が光るまでの過程に奮闘した。
　また、㈱佐藤塗工の職業体験ブースでは、小学生とその保護者10組が木製貯金箱への色塗り体験に挑戦。色を混ぜたり、ドライヤーで塗った塗料を乾かしたりと、オリジナル作品の制作に取り組んだ。
　同社の佐藤佳郁社長は、「楽しみながら体験してくれた。親子で将来の職業について話すきっかけになれば」と話していた。
　協力関係企業は次の通り。
▽㈱佐藤塗工、㈱穴井電機、㈱ウエダ電気工事、県建築士会、松田周作建築設計事務所、九州電力送配電㈱、㈱環境整備産業。