ＮＰＯ法人ＢＥＰＰＵ　ＰＲＯＪＥＣＴは22日、別府市と共同で進める「アーティスト・クリエイターの移住定住を促進する各種事業」の一環で、空き物件を改修したレンタルスタジオ「ＢＥＰＰＵ　ＳＴＵＤＩＯ　02、03、04」の完成お披露目会を開いた。アーティスト・クリエイターの制作と発表の場として今後活用する予定で、２０２４年３月に楠町のビル１階に開設した「スタジオ01」に継ぐ開設となる。
　各スタジオは、02が秋葉町７―33べっぷかんこうかい１階に開設され、複数のアーティストが制作を行う共同スタジオとして整備された。03は松原町10―24マンション一番の１階旧管理人室をスタジオとして整備。ワークショップなどの少人数向けイベントなどにも活用する。04は浜脇１―15ＪＲ東別府駅敷地内詰所２階に開設され、本格的なキッチン設備を有するスタジオ兼滞在場所として活用予定となっている。
　スタジオ02の設計はＤＡＢＵＲＡ．ｍ、施工は合同会社なんや、鬼塚電気工事㈱が、03の設計は三木佐藤アーキ（札幌・大分を拠点に活動）、施工は佐藤建築が、04の設計はＪＲ九州（フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰、藤原徹平監修）、施工は九鉄工業㈱（福岡）がそれぞれ請け負った。改修事業費は約１５３０万円で、開設においては市の事業補助約１７００万円を活用している。