大分建設新聞

ニュース記事

県に手帳を寄贈 NTT西日本大分支店無料

社会貢献・人材育成大分地区
2025年03月18日
 NTT西日本大分支店の谷奈生絵支店長らは14日、県庁を訪問し工藤哲史福祉保健部長に「電話お願い手帳」など視聴覚障がい者向けのコミュニケーションツールを寄贈した。
 この日に贈られたのは、手帳100部と、アプリ版ポスター13枚、アプリ版チラシ100枚。
 谷支店長は「耳や言葉の不自由な方々からご要望をいただき今年も配布することにした。時代とともにコミュニケーションのかたちが変わってくる中で、お願い事をリアルに伝え、それに答えていただくという優しいコミュニケーションの一助になればありがたい」とあいさつ。
 工藤部長は「寄付していただいた手帳は、保健所などの関係部署に配布し、アプリ版は多くの人にダウンロードしてもらえるようPRしたい」と感謝の言葉を述べた。
 「電話お願い手帳」は、障がい者が電話連絡などが必要な時に、用件や連絡先などを書いて近くの人に協力を求めるためのもので1983年から発行している。 手帳には「NTTふれあいファクス」の案内や、災害・緊急時に役立つ「災害用伝言ダイヤル(171)」、「災害用伝言板(Web171)」の情報なども掲載した。
 県では、県庁内各課や保健所など県民が利用する窓口部門に置き配布する予定。
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