大分建設新聞

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橋梁上部工を学ぶ 大工2年生が製造行程も無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2025年03月12日
 県立大分工業高校(円福秀樹校長)の土木科2年生36人は7日、極東興和㈱大分営業所が豊後大野市三重町久田で進めている市道久原柳瀬・伏野新田線橋梁上部工架設工事の現場を訪れて、地域の発展や安全・安心な生活環境に貢献する社会インフラ整備の重要性など、建設産業への理解を深めた。
 工事を担当する沖本優也監理技術者が、橋梁は、PCポストテンション方式単純箱桁橋の架設工事で、橋長54㍍、幅員4㍍、PC箱桁製作工V=328立方㍍、高欄工L=104㍍、架設支保工V=4280空立方㍍であることや、あらかじめコンクリートに圧縮する力を与えるポストテンション方式により強度を向上させるプレストレスト・コンクリートの特長など、工事概要の説明を受けた。
 続いて、同社の大分工場(大分市上戸次)に移動して、プレストレスト・コンクリート製品の受注から型枠工、製造までの過程や、仕上がり品などを見学した。
 参加した生徒からは「橋脚の授業はこれからだが、実物を見て理解できるようになったと思う。今後の勉強に生かしたい」と話していた。
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