大分建設新聞

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高山組が企業事例発表 24年度・i―Conセミナー〈大分河川国道〉無料

行事・講習会・表彰大分地区
2025年01月30日
 大分河川国道事務所、建設、測量設計、地質調査の各協会らは28日、大分市のコンパルホールで「2024年度i―Construction大分セミナー」を開いた。
 県内技術者など約200人が出席。計画、調査、設計段階から3次元モデルを導入したBIM/CIM、ICTの施工技術による工事事例など、i―Con導入の取り組みについて発表があった。
 九州地整施工企画課の長友久樹課長補佐は、国交省が今年度発表した、「2040年を目標に現場のオートメーション化を進め、作業員一人当たりの生産性を向上させることで、およそ3割の省人化(生産性1・5倍)を目指す」という目標について、ICTを活用することで①省人化による生産性の向上②作業環境の安全性向上③職場環境の整備と多様な働き手の確保④給与水準の底上げや休日の確保―などが実現できると説明。
 同じく技術管理課の藤岡慎介課長補佐が、国交省発注の工事で23年度から原則適用となっているBIM/CIMの活用方法、その利点などについて解説した。
 また、企業事例では、㈱高山組(竹田市)の高山茂明社長が、建設DXを活用した働き方改革と労働環境改善の取り組みで、▽各部の業務を棚卸しすることから社内のDX化に取り組んだこと▽BIM/CIMを導入し3次元データを活用することで、新人教育などにおいても現場で施工状況を立体的にイメージしやすくなった実例▽遠隔臨場(ウェアラブルカメラやネットワークカメラを活用し、現場に行かずとも離れた場所から臨場を行うこと)の導入が、現場の指示待ち時間の短縮や移動時間・交通費のコストカットにつながったこと▽WEB会議やファイルのクラウド化を行うことにより、会社に帰ってからの残業時間を削減▽今後は女性技術者の育成や、建設版チャットGPTの導入を行い、書類の簡素化や業務効率の向上に取り組むことが目標―などを話した。
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