大分建設新聞

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大臣賞に2作品を選定 SDGs建築賞無料

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2025年01月16日
 住宅・建築SDGs推進センター(IBECs、伊香賀俊治理事長)は15日、第2回SDGs建築賞の受賞作品を発表した。国土交通大臣賞のうち大規模建築部門には「古平町複合施設 かなえーる」(北海道古平町)、中・小規模建築部門には「常磐工業本社事務所」(浜松市)を選定。理事長賞、審査委員会奨励賞など合計13作品の表彰式を30日に全国都市会館(東京都千代田区平河町2―4―2)で開く。
 国交大臣賞を受賞した「古平町複合施設 かなえーる」は、古平町が町役場と文化会館の機能を合わせた建築を発注し、大成建設㈱が施工した。北海道の公共施設で初めてZEBreadyの認証を取得した。
 常磐工業㈱本社事務所は、地元のゼネコンである常磐工業が自社施工で建設した。設計は㈱日建設計が協力した。ZEBを達成しただけでなく、地元の小学校や地域住民、建築士会と連携してZEB普及に取り組んでいる点が評価された。
 このほかの受賞作品は次の通り。
 【理事長賞】
▽清水建設北陸支店新社屋(石川県金沢市)▽北海道地区FMセンター(札幌市)
 【審査委員会奨励賞】
▽嘉麻市庁舎(福岡県嘉麻市)▽Port Plus(横浜市)▽エア・ウォーター健都(大阪府摂津市)▽アズビル藤沢テクノセンター 第103建物(神奈川県藤沢市)▽立命館アジア太平洋大学Green Commons(大分県別府市)▽サントリー天然水北アルプス信濃の森工場(長野県大町市)▽OKI本庄工場H1棟(埼玉県本庄市)▽Toyota Technical Center Shimoyama環境学習センター(愛知県豊田市)▽SHIMZ CYCLE UNIT(東京都江東区)。
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