大分建設新聞

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新築ホテル内覧会 創業60周年式典も〈菱甲産業〉無料

行事・講習会・表彰別国地区
2024年12月24日
 菱甲産業㈱(大分市、土谷幹男社長)は19日、別府市南立石字川原端2044―1に新しく建設した「Hotel Do―ya Beppu(ホテルドーヤベップ)」の内覧会を開いた。また、別府杉乃井ホテルで同社創業60周年を祝う記念式典も行った。
 宿泊施設は、敷地2112・03平方㍍にW造2階建て延べ840平方㍍を建設。設計は隈研吾建築都市設計事務所(東京都、隈研吾代表)が、施工は菱甲産業が行った。県産材のヒノキをふんだんに使用した宿泊施設は、備え付けの家具も隈研吾氏と菱甲産業が協力し、県産材のケヤキを使ってオリジナルで制作した。施設全体の完成は2025年3月、開業は4月を予定している。
 総工費は非公表で、内覧会は4人部屋と8人部屋のモデルルームが公開され、多くの関係者らが足を運んだ。
 また、創業60周年感謝の会には、佐藤樹一郎知事をはじめ、関係者ら約130人が出席。土谷社長が「セメント・生コンを柱にスタートした弊社は、建設・設備資材、事務機器の販売を手掛けるなど、関連会社の設立や新規事業への参入を積極的に行ってきた。今後はホテル事業をはじめ、不動産、主にアジアに向けての海外進出も目指す。さらなる挑戦を続けていきたい」と述べた。
 式では、来賓の祝辞などに続けて関係者らが鏡割りを行い、会社のさらなる発展を祈願した。
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