ICT施工を学ぶ 別府土木職員が参加〈日伸建設工業〉無料
行事・講習会・表彰別国地区
2024年12月23日
舗装・土木工事で、ICT施工技術を積極的に取り入れている日伸建設工業㈱(杵築市、大庭浩司社長)は17日、杵築市山香町の県道24号日出山香線で施工中の舗装工事現場で、3次元データを用いたマシンコントロールによるICT施工現場見学会を開いた。
見学会には、別府土木事務所の道路課、河港砂防課などから5人が参加。初めに同社ICT推進室の藤原千紘さんが、現場の工事進捗状況や現場で使われているICT活用工事の内容、使用しているICT建機などについて説明。
続けて、同社の清水健人さんが、3次元データ作成の成果や実際にデータを作成するための入力数値について、モニターで実際の3次元データを見せながら話した。
現場では、同社の大庭由里衣現場代理人の案内で、L=136・5㍍、W=3・5㍍、路面切削工975・6平方㍍の区間を、ICT建機で舗装補修する作業を見学。自動追尾型トータルステーション(TS)を用いたアスファルトフィニッシャーのマシンコントロールシステムや、GNSS(GPS、人工衛星で位置を把握する機器)を用いたタイヤローラーの転圧管理システム(マシンが上を通過し締め固めた回数により、モニターの色が変わる。転圧不足や過転圧の防止がICT機器により管理される)などを見学した。
また、アスファルト応用加工製品の製造・販売を手掛けるニチレキ㈱の落海章大分営業所長が、路上路盤再生工法のCAE工法(既設アスファルト混合物と既設路盤材の一部にセメントおよびアスファルト乳剤を混合し、現地で新しい路盤を構築する工法。現行の打ち換え工法と比較して廃材発生量の減、コスト減、液状化や水害に強い構造強化ができる)について解説した。
見学会には、別府土木事務所の道路課、河港砂防課などから5人が参加。初めに同社ICT推進室の藤原千紘さんが、現場の工事進捗状況や現場で使われているICT活用工事の内容、使用しているICT建機などについて説明。
続けて、同社の清水健人さんが、3次元データ作成の成果や実際にデータを作成するための入力数値について、モニターで実際の3次元データを見せながら話した。
現場では、同社の大庭由里衣現場代理人の案内で、L=136・5㍍、W=3・5㍍、路面切削工975・6平方㍍の区間を、ICT建機で舗装補修する作業を見学。自動追尾型トータルステーション(TS)を用いたアスファルトフィニッシャーのマシンコントロールシステムや、GNSS(GPS、人工衛星で位置を把握する機器)を用いたタイヤローラーの転圧管理システム(マシンが上を通過し締め固めた回数により、モニターの色が変わる。転圧不足や過転圧の防止がICT機器により管理される)などを見学した。
また、アスファルト応用加工製品の製造・販売を手掛けるニチレキ㈱の落海章大分営業所長が、路上路盤再生工法のCAE工法(既設アスファルト混合物と既設路盤材の一部にセメントおよびアスファルト乳剤を混合し、現地で新しい路盤を構築する工法。現行の打ち換え工法と比較して廃材発生量の減、コスト減、液状化や水害に強い構造強化ができる)について解説した。