大分建設新聞

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広域ごみ処理施設など見学 鶴工建築科1年生無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年12月17日
 県土木建築部は12日、鶴崎工業高校建築科1年生36人を招いて、豊後高田市内2カ所で職場体験学習会をした。
 生徒は、宇佐市西大堀で建設中の「宇佐・高田・国東広域ごみ処理施設(焼却棟、リサイクル棟)」を訪問。焼却棟建設工事を請け負う森田建設㈱・佐々木建設㈱・西日本土木㈱JVの松田良継所長(森田建設)と、機械設備工事の森田建設・日豊工事㈱JVの石本和男所長(同)が、2025年7月に供用開始を目指して進めている施設の工事図面や工程表などを用いて説明。森田建設の檜垣征弥さんの案内で、焼却棟施設(S・RC造地下2階地上5階建て延べ7267・39平方㍍)を見学した。
 また、ZEB(再生可能エネルギー導入や省エネを活用して建物内で使用する電力の収支をゼロにする)で建てられた西日本土木の本社社屋を見学。同社が取り組むメンター制度(先輩が専属で2年間新入社員を教育する)、本社屋のZEB、施工管理の仕事の流れなどの説明を受けた。
 生徒の平野凌さんは「初めて現場を見たが規模が大きくて驚いた。西日本土木では省エネ設備や会社のデザインが勉強になった。今後は建築の道へ進みたい」と感想を述べた。
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