大分建設新聞

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開設者向け管理研修会 県建築士事務所協無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年12月16日
 県建築士事務所協会(仲摩和雄会長)は12日、大分市の大分職業訓練センターで2024年度の「開設者及び管理建築士のための建築士事務所の管理研修会」を開いた。
 研修会には、25年度に事務所更新をする県内の建築事務所の開設者や管理建築士ら44人が出席。25年4月から適用となる改正省エネ法の法律改正点や、事務所経営におけるトラブル対応とリスク管理などについて学んだ。
 初めに県土木建築部建築住宅課の赤峰秀樹参事が、建築士の職業倫理と設計組織としてのコンプライアンスや、業務契約は必ず書面で行うなどの設計・管理業務の流れ、一括再委託禁止などの法令、近年増えているDB方式やPPPなど多様な発注方式への対応について話したほか、県建築住宅センターの都瑠淳一建築検査課長が、建築物グリーン化(GX)における建築確認・検査の対象となる規模などの見直しについて説明した。
 また、Earth Designの小林秀弘代表が、25年4月からの全ての住宅・非住宅の新築において省エネ基準適合が義務化される「改正省エネ法」について、㈲日事連サービスの衣笠貴宣部長が、トラブルを巡る法的責任・専門家責任などのトラブル対応とリスク管理を講演した。
 協会では、来年2月18日にも同様の研修会を予定している。
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