大分建設新聞

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年齢近い社員の講話 大工建築科1年が学習会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年12月13日
 県土木建築部は10日、大分工業高校建築科1年生37人を対象に、大分市内で施工中の民間工事現場2カ所の現場見学会、また建設関係で働く年齢が近い社員らの職業講話を行った。
 座学で、㈱和田組企画設計部の吉武桃子さん、山﨑亜美さんのほか、県土木建築部建築住宅課技師の森﨑良太さん、㈱末宗組品質管理部の野上伶奈さんが登壇し、建築設計の仕事、行政建築技術者の仕事、建設業における女性活躍について、それぞれ講話した。
 和田組の吉武さんと山﨑さんは、県立鶴崎工業高校出身の同級生。新卒で同社に入社した。2人は企業紹介のほか、マンションやホテル、店舗を中心とした設計・図面作成などの現在の仕事内容、建築設計事務所ではなくゼネコンに就職した理由、企画設計部でのやりがいなど、建設業を目指す後輩たちが立派に育ってもらえるように語った。
 参加した建築科1年生の安部将豊さんは「どれも貴重な体験、講話で参考になった。社内の雰囲気がいい会社に魅力を感じる。将来は建築関係での就職を目指したい」と感想を述べた。
 生徒は、大分駅前のアパホテルTKP大分プロジェクト現場(平倉建設㈱施工)のホテル躯体工事、大分マリーンパレス水族館うみたまごの「あそびーち2期計画」増築工事現場(㈱佐伯建設施工)―も訪問。各現場の担当者から説明を受け、施工状況を見学した。
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