大分建設新聞

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楊志館高で事業説明会 県内8企業が無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年12月11日
 大分市桜ケ丘の私立楊志館高校で5日、県内の中小企業8社が集まっての事業説明会が開かれた。2年生の就職を希望する87人を対象に初めて行われたもので、企業紹介のほか、県内で自社が持つ魅力ある仕事をアピールした。
 説明会は、今年7月に同高校と大分県信用組合が結んだ「生徒への教育支援やインターンシップの活用により県内中小企業との交流を行い、地域への人材供給など、持続可能社会実現に向けて協力する」包括連携協定に基づく取り組み。
 説明会は、業界関連から日建総合建設(大分市、藤田英樹社長)や日本連合警備㈱(同、馬場ヒロ子社長)、三信産業㈱(同、大野真人社長)が参加した。
 初めに県信用組合の吉野一彦理事長がオンラインで「自分の地元にどんな会社があるのかを知り、地元を愛し、盛り上げていきたいと思うきっかけになることを願う」とあいさつ。
 その後、生徒たちは約20人ずつに分かれ、8企業全ての説明を順番にヒアリング。日建総合建設のコーナーでは、久保慶一総務課長がスライドを用い、従業員数や仕事内容、福利厚生面などの企業紹介を、また同社の橋本光平さん、酒井菜名さん、古後健輔さんの若手技術者3人が、それぞれの入社歴や仕事内容、やりがいなどについて、近い年代ならではの意見を交えて経験を語った。
 参加したキャリアライセンスコースの望月菜帆さんは「説明を聞いて、建設業はやりがいや達成感のある仕事だと感じた。話している社員の雰囲気もよく、建設業も職業選択の一つとして考えようと思った」と感想を述べた。
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