大分建設新聞

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災害ゼロ目指せ 竹田支部が安全パト無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2024年12月11日
 大建協竹田支部は2日、市内2カ所の年末安全パトロールを実施した。
 パトロールには、同支部のほか、豊後大野労働基準監督署、竹田土木、豊肥振興局、市職員ら15人が参加。
 出発式で友岡支部長は「年末年始に向けて、気を引き締めるためにも十分に注意しながらパトロールを実施する。各現場では改善点などをしっかり指摘してほしい」とあいさつ。
 須藤祐蔵労基署長は「10月末時点で建設業の労災発生状況は減少傾向にあるが、休業4日以上の死傷者は73人。そのうち約半数が墜落・転落事故で、低い所からの事故や高齢者が多い。年末で不定期な作業も行う時期なので、1件でも災害を減らせるように努める」と述べた。
 現場は、大字川床で㈱大丸建設が施工する道路改良工事(L=100㍍、L型擁壁L=86㍍、暗渠ボックスL=15㍍、アスファルト舗装A=430平方㍍ほか)を訪れ、前田典昭現場代理人から工事概要の説明を聞き、現場の安全対策、建機置き場、各書類の確認などを行った。
 続いて、市内君ヶ園で㈱友岡建設が施工する区画整理工事(ほ場整備整地工4・4㌶、のり面整形工2588平方㍍、湧水処理工670㍍ほか)を視察。下元太介現場代理人から工事概要の説明を聞き、広い現場をくまなく点検した。
 竹田建設会館で行った講評では、各現場はそれぞれ工夫もあり問題はなかったが、立入禁止を示す目印の設置、作業員の安全管理、昇降施設の安全対策などに細かな注意喚起をした。
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