大分建設新聞

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佐伯土木が防災教室 佐伯市上堅田小で無料

行事・講習会・表彰県南地区
2024年12月10日
 佐伯土木事務所(多田耕治所長)は5日、佐伯市立上堅田小学校体育館で5年生52人を対象にした「防災教室」を開いた。児童はスライドによる説明、砂防模型、防災クイズなどで、土砂災害や水害について防災意識を高めた。
 同事務所企画調査課の蒲原淳史主幹(総括)が、土砂災害や水害をまとめたスライドを使って「県土の70%は山で、そのうち森林は30%。近頃は地球の温暖化の影響で、土砂災害や崖崩れなどが非常に多くなっている。崖崩れなどの災害に遭った時は、まずは逃げる」―など、土砂災害や水害の知識、早めに避難する重要性について訴えた。
 続いて、2班に分かれて砂防模型を使い土石流や崖崩れの災害を体験。砂防ダムや擁壁が災害から身を守る役目をしていることを学習した。また、防災クイズでは、同事務所の職員がクイズを通して「雨が降ると土の匂いや雨音で災害が迫っているのが分かる。災害が起きた時にどのように行動するか、日頃から家族と話してほしい」など災害時について説明した。
 児童は「普段体験できない、土石流や崖崩れが学習できて面白かった」などの感想を話していた。
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