大分建設新聞

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現場を入念に点検 佐伯支部年末安全パト無料

行事・講習会・表彰県南地区
2024年12月09日
 大建協佐伯支部(渡辺隆次支部長)は6日、佐伯労働基準監督署、建災防県支部、南部振興局、佐伯土木事務所、佐伯市と年末安全パトロールをした。
 安全パトには、21人が参加。蒲江、宇目・直川、弥生・本匠、鶴見・米水津、堅田、上浦・旧市内の6班に分かれ、計22カ所の現場を入念に点検した。
 点検の結果、▽安全旗・社旗の掲揚がない2件▽作業主任者の表示がない1件▽現場内の避難路の確保ができてない1件▽作業具の適正な装着ができてない(ヘルメット未着用、あごヒモを留めてない)2件▽掘削系機械の特定自主検査の確認ができてない1件▽掘削系機械の作業半径への立入禁止表示ができてない2件―などの指摘事項が報告された。
 また、工事看板、ガスボンベ、解体現場切断機、玉掛けつりワイヤーなどの固定指示など、安全指導の報告があった。
 佐伯労基署の阿部敬署長は「現場での重機や掲示は問題なかった。重機を扱う時は接触に注意してほしい。現在、佐伯署管内では、死亡災害は発生してないので年末年始も引き続き安全にお願いする」―と講評した。
 同支部では、パトロールの結果を会員事業所に通達し、12月1日から1月15日の期間、建設業年末年始労働災害防止強調月間に当たるため、一層の安全管理徹底を求めた。
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