大分建設新聞

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竹田阿蘇道路で見学会 竹田市無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2024年12月04日
 佐伯河川国道事務所と竹田市は先に、現在、建設中の中九州横断道路竹田阿蘇道路(L=22・5㌔)と滝室坂道路(L=6・3㌔)で、市民向け現場見学会を開いた。
 見学会は、竹田阿蘇道路の(仮)竹田久住IC工事現場および熊本県側の滝室坂道路では(仮)滝室坂トンネル(L=4・8㌔)で坂梨工区(L=2・7㌔)の2カ所を見学、竹田市民ら26人が参加した。
 見学先では、佐伯河川国道事務所竹田維持出張所の中村真一郎建設監督官や熊本河川国道事務所の佐野義尚建設監督官が工事概要を説明したほか、坂梨工区で、施工者の清水建設㈱・東急建設㈱・㈱森工業JVの石川俊明現場代理人(清水建設)が「10月末時点で本坑は作業進捗率98%と完成に近い状態にある。残りの2%を来年3月ごろまでに完成させたい」と話し、石川代理人の案内で本坑と避難坑(L=4・9㌔)などを見学した。
 竹田阿蘇道路で大分県の区間は16・9㌔。現在は竹田久住IC付近で盛土工・土地改良工・構造物工、竹田IC付近でカルバート工、竹田久住―(仮)竹田西IC間で場所打函渠工・盛土など、11カ所で工事が進められている。事業の進捗率は昨年度末で11%。
 また、滝室坂道路では、同トンネルが全長の約8割を占めており、2026年度中に同道路の開通を見込んでいる。
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