大分建設新聞

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今年も雪寒対応訓練 積雪渋滞を想定〈大分河川国道〉無料

行事・講習会・表彰久大地区
2024年11月29日
 大分河川国道事務所(谷川征嗣所長)は22日、玖珠町の玖珠川河川敷で、冬季の道路交通の確保と雪寒対策作業の安全を図るため、雪寒対応出陣式と立ち往生車両移動訓練をした。
 出陣式および訓練には、同事務所、協力業者、来賓など約80人が参加。
 出陣式で、同事務所の甲斐猛技術副所長が「この訓練は、雪寒時に融雪作業を行う関係機関の連携を深めるために行っている。緊急時には、安全第一で作業をお願いしたい」とあいさつ。
 協力業者を代表して、西日本土木㈱の時枝宏幸土木工事部課長代理が「私たちは、国道10号および210号が地域住民の重要な路線と認識している。地域の生活を支え、緊急時には早期の安全な交通確保の対応に当たる」と安全宣言。
 その後、除雪車両である除雪グレーダー、除雪ドーザ(ホイールローダー)、凍結防止剤散布車などの安全点検を行い出発した。
 訓練は、国道210号の水分峠付近が積雪・路面凍結し、ノーマルタイヤで走行していた大型車両が立ち往生したことで、後続車両が通行できずに渋滞が発生。立ち往生車両などが続出し、緊急通行車両の通行ができない状態を想定。使用車両は、災害対策基本法に基づき道路規制区間を指定、掲示看板などで周知。書面や口頭による車両などの移動命令、立ち往生車両を除雪グレーダーで移動、融雪剤を散布、規制解除して一般車の通行可能になるまでの行程を確認した。
 参加業者は次の通り。
▽河津建設㈱、新成建設㈱、朝日工業テクノス㈱玖珠営業所、㈱川浪組、㈱敷島組、㈱谷組、㈱原田土木、ANAI㈱、建設サービス㈱、朝日工業テクノス㈱、梅林建設㈱、大林道路㈱、鹿島道路㈱、㈱友岡建設、㈱NIPPO、前田道路㈱、三浦国土建設㈱、西日本土木㈱、㈱川原建設、㈱小森建設、佐々木工業㈱、笹原建設㈱、㈱末宗組、末宗建設㈱、㈱菅組、種村産業㈱、日伸建設工業㈱、㈱野村建設、平成建設㈱、㈱元吉建設工業。
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