大分建設新聞

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下郡工区の経過を学習 大分工業土木科2年生無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年11月27日
 県土木建築部は22日、県立大分工業高等学校(円福秀樹校長)土木科2年生38人を招いて、大分市下郡の都市計画道路庄の原佐野線下郡工区などの現場体験学習会を開いた。
 今回、下郡工区の工事は、生徒たちが1年前にも見学した現場で「工事経過を見たい」と声が上がり、再訪が実現。施工している㈱平和建設(藤田哲司社長)の上野剛現場代理人から、工事概要や現場での注意事項を聞き、橋脚躯体や基礎コンクリート打設を見学した後、県土木建築部の職員から工事の具体的な内容の説明を写真やイラストで受けた。工事の経過を見ることができた生徒からは「自分の目で確認でき、完成が楽しみ」などの感想が聞かれた。
 同校を卒業した上野現場代理人は「私が高校生の時は、ビッグアイ(現レゾナックドーム大分)などを見学して建物に思い入れが深くなった。生徒たちも工事の経過や成果を実感するためにも、何処に行って見たかを覚えていてほしい」と生徒たちへ期待を寄せた。
 また、当日は、佐賀関にも移動して、㈱安東建設(上田真生社長)が施工中の道路改良工事も見学。終了後、生徒を代表して宮嶋璃亜さんが「ものづくりって面白いなと思った。卒業後は、現場で土木の仕事をしたいと強く感じた」とお礼を述べた。
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