大分建設新聞

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将来のイメージ膨らむ 国東高、環境土木科2年無料

社会貢献・人材育成別国地区
2024年10月29日
 国東高校環境土木科2年生20人は、22~24日の3日間、国東、杵築両市内の会社でインターンシップ(職場体験)をした。
 22日、国東市の㈱別所商事(吉田嘉子社長)では生徒2人が訪問。吉田徹哉専務(大建協国東支部長)から会社の概要について説明を受けた後、道路改良工事現場を見学。工事責任者の小野勲一郎氏が現場を案内し、施工内容や建設機械、職人の手順などについて詳細に解説したほか、ドローンや測量機器の操作方法、同社の中野雅章さんが指導してバックホウで土をすくい上げ移動させるなどの運転を体験した。
 生徒の上野悠奈さんは「ドローンの操作は2回目で緊張した。将来は就職を希望したい」、久保田雅也さんは「先輩たちの話を聞いて将来のイメージを膨らませたい。卒業後は県内での就職を希望している」とそれぞれ感想を語った。
 同社では後日も、生コンの出荷量計算などの座学、災害復旧現場の見学、重機の試乗体験などを行った。
 同高校の受け入れは、㈱秋田建設工業、㈲双国建設、豊栄建設㈱、㈲廣瀬建設、㈱財前組、佐藤建設㈱、㈱別所商事、㈱後藤組、県国東土木事務所、国東市役所、大建協杵築日出支部。
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