大分建設新聞

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地元企業に就職したい! 鶴崎工業高、建築科2年無料

社会貢献・人材育成大分地区
2024年10月29日
設業協会会員の各現場でインターンシップ(現場実習)を実施した。
 22日、実習に先立ち同校で開講式。矢部英明校長が「普段学べない、貴重な体験ができ、将来の就職に際しての礎になる。積極的に質問をして新しいことを学んでほしい」とあいさつ。
 生徒代表の桑野遼人さんが「この貴重な経験を、今後の授業に生かしていく」と決意を述べた。
 3日間は、生徒が朝から各社や現場を訪問。新成建設㈱本社では生徒2人が訪れ、建設業の内容、安全対策、設計などを学び、実際に同社が施工したマンションの積算を実習。また、同社が施工する「サンロージュ大分駅前新築工事」現場で、広瀬裕司現場所長らから光波測量機器の指導を受けたほか、生コン工場の見学、設計図や施工図の見方、工事写真の撮り方などを教わり、同社が施工する他の現場や鉄筋工場なども見学した。
 生徒の今村心美さんは「木材で物をつくることに興味があった。難しいことも多くあるが勉強できてよかった。県内の建設会社へ就職を考えている」、河野理一さんは「学校で学ぶこと以上に専門的なことが多かった。大分市内の建設会社へ就職をしたい」と話していた。
 協力した協会員は、梅林建設㈱、㈱熊野建設、後藤建設㈱、㈱佐伯建設、新成建設㈱、㈱利根建設、ナカノス建設工業㈱、平倉建設㈱、㈱平和建設、豊國建設㈱、三光建設工業㈱、長幸建設㈱、㈱大分みらい建設、㈱和田組、㈱菅組、森田建設㈱大分(営)、㈱松井組の17社。
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