大分建設新聞

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業界へ入職願い 佐伯豊南高で出前講座無料

行事・講習会・表彰県南地区
2024年10月25日
 佐伯豊南高校の工業技術科は、2年生から機械・電気系と土木系の系列に分かれ、資格取得や進路選択に移る。国交省佐伯河川国道事務所では、系列選択に入る同科1年生を対象に、人手不足が深刻な土木業界へ1人でも多くの生徒が興味を持つことを願い、業界を構成する公務員、コンサルタント、建設会社の仕事内容などを紹介する出前講座を開いている。今年で6年目。
 24日に開かれた講座には、系列選択が目前に迫っている1年生21人が参加。講師を務めたのは、土木業界を応援するため2016年に結成した、噂の土木応援チーム・デミーとマツ共同代表で㈱サザンテック上席技師長の松永昭吾さん、同事務所工務課の池辺侑生技官、同校の前身・佐伯鶴岡高校卒業生でもある県佐伯土木事務所企画調査課の市川雅俊主査、同じく旧佐伯鶴岡高校卒業生で九建設計㈱の山中累さん、今年の3月に佐伯豊南高校で同科を卒業した小田開発工業㈱の二野瀬琉生さんらが講師になり、行政・コンサル・施工のそれぞれの立場で仕事内容などを紹介した。
 はじめに松永共同代表が、土木の価値と使命について紹介し「土木は優しさをかたちにする仕事」と強調したほか、5人の講師が自身の体験をもとに、国や県の公務員、コンサルタント、建設会社の仕事内容、やりがいなどを紹介し建設業の魅力をアピールした。
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