大分建設新聞

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労働災害防止を誓う 佐伯で安全対策連絡会無料

行事・講習会・表彰県南地区
2024年10月23日
 佐伯河川国道事務所(永田哲也所長)は21日、さいき城山桜ホールで2024度建設工事安全対策連絡会を開いた。同事務所職員のほか、業務や工事を受注している41業者の現場代理人など合わせて約130人が参加し、安全大会の形で開かれた。
 同事務所は今年度、①架空線・地下埋設物の切断防止②墜落・転落・飛来・落下事故の防止③建設機械や資機材等の運搬や取り扱い事故防止④熱中症対策の実施―の4点を最重点項目と定めており、永田所長が「担い手の確保は、現場での安全性の向上に取り組むことが解決への糸口になると考える。事故撲滅へ向け取り組みたい」とあいさつ。
 講義に入り、佐伯警察署と佐伯労基署の職員が、それぞれの立場で安全講話。
 続いて、同事務所の那須一彦技術副所長が、九州地整管内における直轄工事の事故事例などをまとめた「建設現場における事故防止の取り組み」の資料をもとに安全講話。安全な現場をつくるために、①やるべきことの遵守②事故発生には傾向がある③風通しの良い現場づくり④安全教育・安全活動の充実・徹底―を呼び掛けた。
 安全管理などの報告で、佐伯出張所管内安全協議会は小田開発工業㈱、竹田地区維持補修工事を受注している㈱友岡建設、竹田阿蘇道路安全衛生協議会は㈱松井組がそれぞれ代表として活動状況を報告。
 最後に、受注者を代表して㈱佐々木建設の岡上里子さんが「情報を共有し、過去の教訓を糧に無事故、無災害を目標にして災害防止対策に取り組む」と、安全宣言をして会を閉じた。
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