荷揚複合公共施設を研修 技術者向けに〈県建築士会〉無料
行事・講習会・表彰大分地区
2024年09月26日
県建築士会(幸勝美会長)は20日、大分市荷揚町にある大分市荷揚複合公共施設で、省エネ建築物の普及促進に向けた「第1回建築技術者向け研修会」を開いた。
研修会には約55人が出席。大分市荷揚複合公共施設の設計を担当した、㈱久米設計九州支社の設計本部主管の田中敬氏と環境技術本部の清水章太郎氏の2人が講演した。
講演では、同施設が市役所別館としての機能を有しつつ、民間施設とつながる動線であること(雨に濡れずに移動できるなど)や、防災という公共ニーズへの対応、隣接するアートプラザの意匠・景観との統合性、警察署側への開口部や窓の設置は制限される―などのさまざまな要求水準をクリアした提案で、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)「ZEBReady」、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)「Sランク」認証を取得したことなど、県内初の公共建築ZEB物件を実現させるまでの工程を話した。
講演の後は、同施設内を見学。建物の中間階に設けられた免振層や、機械室・屋上設備機器などを見学した。
研修会には約55人が出席。大分市荷揚複合公共施設の設計を担当した、㈱久米設計九州支社の設計本部主管の田中敬氏と環境技術本部の清水章太郎氏の2人が講演した。
講演では、同施設が市役所別館としての機能を有しつつ、民間施設とつながる動線であること(雨に濡れずに移動できるなど)や、防災という公共ニーズへの対応、隣接するアートプラザの意匠・景観との統合性、警察署側への開口部や窓の設置は制限される―などのさまざまな要求水準をクリアした提案で、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)「ZEBReady」、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)「Sランク」認証を取得したことなど、県内初の公共建築ZEB物件を実現させるまでの工程を話した。
講演の後は、同施設内を見学。建物の中間階に設けられた免振層や、機械室・屋上設備機器などを見学した。