大分建設新聞

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竹田阿蘇道路を見学 竹田南部中1年生無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2024年09月20日
 竹田市の竹田南部中学校(渡部公比古校長)1年生28人は先ごろ、市内で工事が行われている中九州横断道路で竹田阿蘇道路の建設現場を見学した。
 見学会は、土木の魅力を伝える目的で、国交省佐伯河川国道事務所(永田哲也所長)、県竹田土木事務所(天野伸治所長)が協力した。
 生徒は、同道路の建設に伴って市内君ヶ園地区で実施された遺跡の発掘調査現場を見学。県立埋蔵文化財センターの吉田寛専門員から、室町時代の人が生活していた住居跡や、縄文時代に使われていた道具など出土品について説明を受けた。
 また、計画されている竹田久住IC(仮称)―竹田西IC(仮称)間で、竹田阿蘇道路と交差する農道の横断函渠工(ボックスカルバート工、L=48・6㍍)の現場を見学。佐伯河川国道の中村真一郎建設監督官から、事業の目的、建設会社との協力体制について、工事を請け負っている㈱松井組(竹田市)の後藤明現場代理人から、工事内容について分かりやすい説明があり、コンクリート打設前の鉄筋、型枠を設置する様子を興味深く観察していた。
 終了後、生徒代表の山室智彬さんが「普段、見ることができない建設土木の工事を見学できてとても良かった。これからもお仕事に頑張ってください」とお礼を述べた。
 竹田土木事務所の松村勇紀主幹は「生活の中で、どんなところに土木が関係しているのか、少しでも興味を持ってほしい」と話した。
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