大分建設新聞

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小学生対象に防災教室 津久見支部青年部が協力無料

社会貢献・人材育成県南地区
2024年09月17日
 県臼杵土木事務所は13日、大建協津久見支部青年部の協力の下、防災教育などを通して土木の仕事に興味を持ってもらおうと、津久見市(4校)の小学生を対象に土木未来教室を開いた。児童は、講義や体験学習で防災に対する思いを深めた。
 青江小学校体育館や校庭で開かれた教室では、同小4年生22人と堅徳小学校4年生6人の児童を対象に、市のふるさと教育との共同で開催され、津久見支部青年部の薬師寺秀幸部長はじめ3人の会員が手伝った。
 はじめに同事務所の職員が土砂災害や水害の怖さなどを話し、被災時は「まだ大丈夫では無く、早めに避難することが大切」と呼び掛けた。
 続いて、津久見市職員が、2017年台風18号の豪雨で被災した津久見市内の状況など説明。体験学習では水害を防ぐための取り組みで①防災に関するVR体験②模型を使用した土砂災害について③津久見支部青年部会員が用意したバックホウの運転席に乗り込んで、バケットで土をすくう模擬操作の体験―などをした。児童は、交代で三つの体験学習に真剣な表情で取り組んでいた。
 同事務所では、今月27日に、市や同青年部の協力で津久見小学校での開催を計画している。
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