大分工高でBIMを体験、県建築士事務所協会無料
行事・講習会・表彰大分地区
2024年09月10日
県建築士事務所協会(仲摩和雄会長)は8月26~28日の3日間、大分工業高校建築科の生徒を対象とした、BIMの操作体験実習をした。夏休み中の開催で、2・3年生の希望者から13人が参加した。
BIMは、建物とそれに関わる設備設計などの多様な情報を「3次元建物モデル」に集約・統合し、そのデータを設計から施工、維持管理まで、一環して活用する建築手法。体験実習は、協会が設立60周年を迎えることを記念し、来年の冬に計画している「BIMを使った設計大会(高校生の部)」実施に向けての研修会という位置付け。福井コンピュータアーキテクト㈱九州営業所が協力し、学校のパソコンにソフトを入れて実施した。
実習の3日間は、同社大分オフィスの岩見良彦上席主任が指導を担当。自社製で日本の設計基準が設定された国内唯一のBIMソフト「GLOOBE(グローブ)」を使用し、体験実習が行われた。
生徒たちはソフトの操作方法や説明を受けた後、基本的な建物形状の作成として、敷地の配置、建物のゾーニング、柱の入力などを行い、仕上げ使用計画やCG(カラーパース)の作成などを行った。実習3日目には設計モデルの入力試験も行われ、生徒らが実習で学んだ知識を生かして課題に取り組んだ。
会では、今後の大会実施に向け、建築科のある日田林工、鶴崎工業高校にも声を掛けて、BIMの操作体験実習・研修会の開催を広げていきたいとしている。
BIMは、建物とそれに関わる設備設計などの多様な情報を「3次元建物モデル」に集約・統合し、そのデータを設計から施工、維持管理まで、一環して活用する建築手法。体験実習は、協会が設立60周年を迎えることを記念し、来年の冬に計画している「BIMを使った設計大会(高校生の部)」実施に向けての研修会という位置付け。福井コンピュータアーキテクト㈱九州営業所が協力し、学校のパソコンにソフトを入れて実施した。
実習の3日間は、同社大分オフィスの岩見良彦上席主任が指導を担当。自社製で日本の設計基準が設定された国内唯一のBIMソフト「GLOOBE(グローブ)」を使用し、体験実習が行われた。
生徒たちはソフトの操作方法や説明を受けた後、基本的な建物形状の作成として、敷地の配置、建物のゾーニング、柱の入力などを行い、仕上げ使用計画やCG(カラーパース)の作成などを行った。実習3日目には設計モデルの入力試験も行われ、生徒らが実習で学んだ知識を生かして課題に取り組んだ。
会では、今後の大会実施に向け、建築科のある日田林工、鶴崎工業高校にも声を掛けて、BIMの操作体験実習・研修会の開催を広げていきたいとしている。