大分建設新聞

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国見町の下払橋崩落 TEC-FORCEを派遣無料

行政・統計・データ別国地区
2024年09月02日
 県内を襲った台風10号の影響で、国東市国見町千燈の市道千灯線で伊美川に架かる下払橋の一部が崩落した。下払橋周辺では護岸も崩壊し、橋を利用する下払集落の4世帯7人が孤立。2日現在、孤立世帯では電気は回復し、下水道も機能している。飲み水に関しては井戸水などで確保しているという。また支援物資も運ばれている。
 同橋は、架設年不明の床版橋。橋長23㍍、幅員3㍍、橋脚は2基の3径間で、左岸の橋台崩落は8月29日に発生したとみられる。同月30日に大分河川国道事務所のTEC―FORCE(緊急災害対策派遣隊)が出動して、現地で調査を行った。
 今後の復旧については、国東市や国東土木事務所、大分河川国道などで協議中として、見通しは立っていない。
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