県アスファルト合材協会は22日、大分市内で通常総会を開いた。友岡誠一会長が「高齢化と若手職員の減少が進み、人手不足が深刻だ。合材を安定的に供給するためには、担い手の確保と育成が必要となる。協会では２０１６年度から毎月第２土・日曜日の連続休日の取得に取り組んでいるが、思うように成果が上がっていない。協会の取り組みが建設業全体の週休２日へと波及することを願う」などとあいさつ。
　24年度の事業計画では▽組織の充実▽上部団体と連携した事業推進▽関係機関、業界との連携と情報交換―を掲げた。
　同協会の全国団体である日本アスファルト合材協会と日本道路建設業協会は１月に、合同で道路建設業における「４休８週の定着」「土日休業の推進」をうたった働き方改革推進宣言を出し、労働環境改善に取り組んでいる。