土砂災工事の技法学ぶ 法面協が研修会無料
行事・講習会・表彰大分地区
2024年08月19日
県法面協会は先に、大分市内で2024年度の技術研修会を開いた。会員企業から約70人が出席し、講師4人による、県内の土砂災害対策における法面工事の技法、また現場の事故防止対策などについて、各講演に耳を傾けた。
初めに山中大成会長が「発注者から『協会員に仕事を頼んだら高品質』との評価を得られるよう、会員、また業界全体の技術力を高めていきたい。しっかりとこの学びの機会を生かしてほしい」などあいさつ。
講演では、まず県土木建築部砂防課の高野剛課長が「近年の土砂災害、法面工事のトピックス」と題し講演。23年に起きた由布市湯布院町川西畑倉地区の地すべり災害について時系列で説明し、事業費3億4800万円をかけ、災害関連緊急地滑り対策事業を実施した内容について振り返った。同地の地滑り対策については、横ボーリング工やモルタル吹付工、アンカー工などの抑制工を実施中で、24年12月に完了予定となっている。
続けて、協会の春田義信副会長(九州建設コンサルタント㈱技術部長)が「生産性の向上を考えよう、工事事故が起きないために」と題し、DXを活用した現地調査の手法や、各種事故の事例などを写真と共に紹介した。
また、九州特殊土木㈱工事部から長友英洋係長、朝井裕二部長の2人が登壇し、それぞれ「安全とデジタル化、高得点現場対応について」、「人とのつながりが高得点につながる、アナログでも成績評価点は取れる!」と題し講演。自社の高得点獲得現場で際立っていた、各種ポイントなどについて講演した。
初めに山中大成会長が「発注者から『協会員に仕事を頼んだら高品質』との評価を得られるよう、会員、また業界全体の技術力を高めていきたい。しっかりとこの学びの機会を生かしてほしい」などあいさつ。
講演では、まず県土木建築部砂防課の高野剛課長が「近年の土砂災害、法面工事のトピックス」と題し講演。23年に起きた由布市湯布院町川西畑倉地区の地すべり災害について時系列で説明し、事業費3億4800万円をかけ、災害関連緊急地滑り対策事業を実施した内容について振り返った。同地の地滑り対策については、横ボーリング工やモルタル吹付工、アンカー工などの抑制工を実施中で、24年12月に完了予定となっている。
続けて、協会の春田義信副会長(九州建設コンサルタント㈱技術部長)が「生産性の向上を考えよう、工事事故が起きないために」と題し、DXを活用した現地調査の手法や、各種事故の事例などを写真と共に紹介した。
また、九州特殊土木㈱工事部から長友英洋係長、朝井裕二部長の2人が登壇し、それぞれ「安全とデジタル化、高得点現場対応について」、「人とのつながりが高得点につながる、アナログでも成績評価点は取れる!」と題し講演。自社の高得点獲得現場で際立っていた、各種ポイントなどについて講演した。