日田市は先に、天瀬温泉公園で新天瀬橋渡橋式をした。渡橋式には椋野美智子市長をはじめ、日田土木の上村義一郎次長や関係者、地元住民ら約２００人が出席しテープカットの後、渡り初めをして完成を祝った。
　橋は、令和２年７月豪雨で流失し、４年の歳月を経て復旧した。
　新天瀬橋はＬ＝67・２㍍、Ｗ＝３・３㍍で令和２年７月豪雨と同程度の水量でも流されないよう橋桁の高さが約60㌢引き上げられた。総事業費は約６億円。
　椋野市長は「新天瀬橋が、地域の皆さまや天ケ瀬温泉街を訪れる皆さまに愛されるシンボルとして、人々の交流をつなぐ架け橋となることを心から祈っている」と話した。
　今後は、玖珠川の河川改修事業が本格的に開始されることに合わせて、新天瀬橋のライトアップなども行われる。