大分建設新聞

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大建協が寄付金贈呈 障がい者アート支援無料

社会貢献・人材育成県内全域
2024年07月25日
 県建設業協会(友岡孝幸会長)は、工事看板に障がいがある作家たちが描いたアートを掲載する「建設現場から元気のでるアート!」プロジェクトに取り組んでいるが、22日、大分市内で寄付金の贈呈式をした。
 式には、友岡会長をはじめ4副会長と各支部長、県土木建築部の小野克也参事監兼建設政策課長、福祉保健部の安田幸障害者社会参加推進室長らが出席。
 友岡会長が掲載実績などを説明し「地域の方々をはじめ、作家の方々に大変好評いただいており私たちも喜んでいる。今後の創作活動に役立ててほしい」と、寄付金を元気のでるアート実行委員会の中島眞一さんへ贈呈。中島さんが「多くの目に触れる機会をいただき感謝する。作品を見た方から声もいただいている。プロジェクトをきっかけに多くの関係者が輪になって、この活動が広がることに期待したい」とお礼を述べた。
 プロジェクトでは、協会員が県内各地の工事現場に掲げる工事看板に、実行委員会から提供されたアートを一緒に掲示。掲載実績に基づき、協会が使用料(1枚につき100円)を実行委員会へ寄付し、障がい者アートを支援する。2023年度はアート作家の作品を協会員235社が延べ3864枚(22年度は3464枚)掲載をした。
 看板製作会社は、㈱アクセプト、㈱ERソーコー、㈱グリーンクロス、㈱K’s design、サンエイリース㈱、㈱仙台銘板北九州営業所、㈱ソフィックス、大陽機材㈱、㈲トータル、Aider、㈱Freedomの11社。
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