大分建設新聞

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若手社員の技能向上へ 河野電気がコンクール無料

製品・技術・企業大分地区
2024年07月25日
 河野電気㈱は20日、大分市の流通業務団地にある同社配電盤事業部で、5回目の開催となる2024年度の社内技能コンクールを開いた。新入社員2人を含む若手社員16人と協力会社から出向している1人の計17人が、電気工事部門(11人)と配電盤部門(6人)に分かれて出場。応援に駆け付けた社員と出場者の家族ら約100人が集まり、作業を見守った。
 同社では、社員の技術力向上を目的に、各事業所から選抜された若手技術者が出場してコンクールを開いている。新入社員は入社してから新人研修を受け、6月上旬から約1カ月間、先輩社員が指導の下、毎日練習を続けてきた。
 競技時間は2時間。時間内に作業を終えることや、工事の出来栄え、作業態度、片付けなども審査の対象としている。また、今回は配電盤部門に出場した5人は他部署からの出場となり、自分の力を試すためにチャレンジしたという。
 南公憲社長は「コンクールをきっかけに、若手が熱意を持って仕事に取り組み、各資格の取得率も上がって自信につながっている。また、家族や社員の結束も高まるほか、協力会社からの参加もあり関係をさらに深めたい」と話した。
 優勝者は、電気工事部門は髙橋秀顕さん(入社3年目)、配電盤部門が山﨑浩志さん(協力会社から出向)だった。
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