2級検定一次に全員合格 大工建築科3年生39人無料
社会貢献・人材育成大分地区
2024年07月23日
大分工業高校建築科3年生39人(男子31人、女子8人)が快挙を成し遂げた。クラス全員で受験した「2級建築施工管理技術検定」の第一次学科試験に、全員がストレート合格した。今年度の高校生合格率(全国平均)は43・3%で、クラス全員の合格は県内初。
2級建築施工管理技術検定は、鉄筋工事や塗装工事などの建築工事の施工計画の作成、現場の工程管理や品質管理などを行う際に必要な国家資格。学科と実地試験に分かれており、両試験が合格して有資格者となる。学科試験の受験資格は17歳以上であることから、同校では3年生の前期、6月にクラス全員の受験を実施している。実地試験は学科試験合格後、3年以上の実務経験が必要となる。
生徒たちは4月から本格的な受験勉強を開始。日建学院(㈱建築資料研究社)のテキストと問題集を活用し、授業や自習で繰り返し学び、試験当日を迎えた。
全員合格について、江藤慎也教諭は「全員で合格するぞという、本気の雰囲気に行動が伴っていた。放課後、お互いに教え合う姿が見られた」と語る。
合格した但馬拓峻(たじまひろと)さんは「3年間で一番、量も質も、一生懸命勉強に取り組んだ。夜遅くまで頑張ったかいがあった」、中野祥太(なかのしょうた)さんは「勉強が苦手で、点数が上がらないときは辛かった。誰よりも問題を解く量をこなし、クラスの仲間の励ましもあり、最後まで頑張れた」と感想を述べた。
2級建築施工管理技術検定は、鉄筋工事や塗装工事などの建築工事の施工計画の作成、現場の工程管理や品質管理などを行う際に必要な国家資格。学科と実地試験に分かれており、両試験が合格して有資格者となる。学科試験の受験資格は17歳以上であることから、同校では3年生の前期、6月にクラス全員の受験を実施している。実地試験は学科試験合格後、3年以上の実務経験が必要となる。
生徒たちは4月から本格的な受験勉強を開始。日建学院(㈱建築資料研究社)のテキストと問題集を活用し、授業や自習で繰り返し学び、試験当日を迎えた。
全員合格について、江藤慎也教諭は「全員で合格するぞという、本気の雰囲気に行動が伴っていた。放課後、お互いに教え合う姿が見られた」と語る。
合格した但馬拓峻(たじまひろと)さんは「3年間で一番、量も質も、一生懸命勉強に取り組んだ。夜遅くまで頑張ったかいがあった」、中野祥太(なかのしょうた)さんは「勉強が苦手で、点数が上がらないときは辛かった。誰よりも問題を解く量をこなし、クラスの仲間の励ましもあり、最後まで頑張れた」と感想を述べた。