リフリート工業会九州・沖縄支部（45社）は17日、大分市内で２０２４年度第39回支部総会を開いた。役員改選で、太平洋マテリアル㈱九州支店（福岡市）の北岡伸二支店長が新支部長に就任した。
　総会には全会員が出席し、24年度は「積み重ねた経験と採用実績を生かし、インフラ長寿命化に挑戦し続ける」と目標を掲げた。
　役員改選では、服部佳良支部長（佐賀県、㈱ハットリ工業社長）が退任し、副支部長の北岡氏が新支部長に就任したほか、副支部長に、幹事を務めていた池田栄二氏（熊本県、㈲龍田工業会長）が選ばれた。
　北岡新支部長は「鉄筋コンクリート構造物の維持・予防保全に有効なリフリート工法を、発注者や設計者など積極的にＰＲしたい」と述べた。
　終了後、勉強会で㈱太平洋コンサルタント九州インフラ調査Ｇの森木昌夫氏が、コンクリート構造物の劣化原因推定について、太平洋マテリアル九州支店営業部の渡辺将之氏が、自社のカーボンニュートラルに対する取り組みなどを講演した。