大分建設新聞

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働きやすい職場に 高山組がイクボス宣言無料

社会貢献・人材育成豊肥地区
2024年07月17日
 竹田市の㈱高山組(高山茂明社長)は先ごろ、「おおいたイクボス宣言」を行い、大分労働局(佐藤弘道局長)に認定された。
 厚生労働省では、男性の子育て参加や育児休業取得の促進などを目的とした「イクメンプロジェクト」を2010年6月に始めた。イクボス宣言は、誰もがいきいきと働ける職場づくりを目指す。社会の気運を高め、宣言を通して企業・団体などに働き掛ける取り組み。
 同社のイクボス宣言は、▽DX化を推進し業務の効率化を図る社員を応援する▽自ら「残業ゼロ」に取り組み、仕事のON・OFFの切り替えを社員に示す▽子育てや介護を抱えている社員が仕事と両立出来るように応援する▽育児休暇や介護休暇などの制度を理解し、社員が休暇を取得しやすい職場環境を作る―の4項目。宣言をまとめた社員10人のうち、リーダーを務める堀徳広工事管理部長は「若い人たちが建設業に興味を持ってもらい、理解を深めてもらうとともに、今より働きやすい職場環境づくりを目指したい」と話した。
 これまで県内でイクボス宣言した建設業者は次の通り。
▽高島建設㈱、㈱坂井建設、柳井電機工業㈱(以上、大分市)、水明グループ(日田市)。
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