先人の努力に学ぶ 竹田市荻小で出前授業無料
行事・講習会・表彰豊肥地区
2024年07月16日
竹田市立荻小学校(森陽子校長)は9日、4年生21人を対象に、地元の農業や水利施設などについて学ぶ出前授業を行った。自然や歴史に触れながら、県内でも有数の生産地である農業に興味や関心を深めた。
授業で、荻柏原土地改良区の髙橋将さんが、町の気候や標高、地質などを紹介し、昔は貧しい生活をしていた人々が「水さえあれば」と水路を開いたり、ダムをつくったこと。さらに小規模でバラバラに点在する農場を、集約して大きくきれいに整えた「ほ場整備事業」について説明。「昔の人たちのおかげで築き上げたものを、私たちは大切に守りたい」と呼び掛けた。
続いて、市農林整備課の後藤和文係長は、市内の農業について、それぞれ地域の特徴を生かした農業生産を行っていることなどを説明。クイズ形式で「県内のカボス生産は全国生産量の何%でしょう」などと出題、児童が正解すると教室は大歓声と興奮に包まれていた(正解は98%)。
終了後、森校長は「農業は後継者不足と言われるが、荻町は後継者が多い。先人の苦労や、現代農業について子どもたちがより興味を持ってくれたらうれしい」と話していた。
授業で、荻柏原土地改良区の髙橋将さんが、町の気候や標高、地質などを紹介し、昔は貧しい生活をしていた人々が「水さえあれば」と水路を開いたり、ダムをつくったこと。さらに小規模でバラバラに点在する農場を、集約して大きくきれいに整えた「ほ場整備事業」について説明。「昔の人たちのおかげで築き上げたものを、私たちは大切に守りたい」と呼び掛けた。
続いて、市農林整備課の後藤和文係長は、市内の農業について、それぞれ地域の特徴を生かした農業生産を行っていることなどを説明。クイズ形式で「県内のカボス生産は全国生産量の何%でしょう」などと出題、児童が正解すると教室は大歓声と興奮に包まれていた(正解は98%)。
終了後、森校長は「農業は後継者不足と言われるが、荻町は後継者が多い。先人の苦労や、現代農業について子どもたちがより興味を持ってくれたらうれしい」と話していた。