国土交通省は10日、「２０２４年建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰式」を同省共用会議室で開いた。斉藤鉄夫国交相が、総合工事業、専門工事業、住宅・建築業、不動産業などで長年の功績のあった２３５人・３団体に表彰状を手渡した。
　あいさつに立った斉藤国交相は、激甚化・頻発化する自然災害や、カーボンニュートラルの実現、担い手確保、ＤＸ化による生産性向上、物価高に負けない賃上げの実現などが課題だと指摘。その上で、「国民の安全、安心の確保、持続的な経済成長の実現、個性を生かした地域づくりと分散型国造りの三つを柱に、さまざまな施策を進めていく」と述べた。
　受賞者の労をねぎらう言葉を掛けるとともに、「各業界のリーダーとして引き続き活躍してほしい」と一層の尽力を求めた。