日田市の㈱大日は４日、同社で２０２４年度安全大会を開き、グループ会社、協力会社の社員約60人が参加した。
　宇野浩一社長が「当社はこれまで死亡災害はないが、それにつながるような事故は発生している。焦り、慣れ、自分だけは大丈夫という慢心が事故につながる、事故をなくすために仲間に声掛けをしてほしい」とあいさつ。
　続いて、工事１課の齊藤敏隆課長が「建設業界では、小さな事故が死亡事故につながる」と述べて、全国の労働災害状況の報告と熱中症対策問題などを話した。
　久留米大学名誉教授の坂本照夫さんから防災講話があったほか、同課の中嶋真司さんら社員４人によるヒヤリ・ハットの事例報告があった。
　最後に同課の加藤恭平主任が安全宣言を読み上げ、全員が拳を高くつき上げ「がんばろうコール」を唱和し、全員で安全を誓った。
　安全衛生優秀賞の受賞者は次の通り。
▽従業員表彰＝梶原裕紀（工事２課）
▽協力業者表彰＝北里一義（北里電業水道設備㈲）、堤典明（拓大設備）、安髙克巳（㈲中本製作所）。