杵築市山香町の日伸建設工業㈱と協力会の伸栄会は４日、市内で２０２４年度第12回安全大会を開いた。協力会社62社を含む社員など約１５０人が参加した。
　初めに、大庭浩司社長が「ＩＣＴ施工など生産性向上に取り組む中、何よりも安全第一と人命尊重だ。常に徹底を念頭に置き、今年一年を無事故で終える決意をしよう」とあいさつ。
　続けて伸栄会の西孝文会長（㈲Ｎ・Ｃ・Ｓ・社長）があいさつし、佐藤幹雄安全責任者が23年度の安全パトロール結果を総評した。
　安全講話では、杵築日出警察署の甲斐貴之地域交通課長が「安全な交通社会の実現に向けて」と題し、近年の県内交通事故状況を、県災防県支部の石川雅久専務理事が「指差呼称はなぜ必要か」で、出席者全員による指差呼称練習、動画やスライドによる安全講話を行った。
　最後に、工務部の福本陽海さんと、工事部の前田政也さんが安全の誓いを力強く述べて、会を締めくくった。
　受賞者は次の通り。
　◇安全表彰
▽安全優秀賞（会社）＝角信塗装㈱、住友建機販売㈱
▽安全優良賞（会員の社員）＝鬼束康晴（㈲シビルロテックｄｏｔ）、溝上秀樹（九州ニチレキ工事㈱大分営業所）
▽安全優良賞（社員）＝堀典一、山本竜也
▽年間スローガン優秀者＝橋本了（大林道路㈱）
　◇工事表彰
▽県土木建築部長（舗装工事）表彰＝令和３年度道補橋耐別第１―４号橋梁耐震補強工事（日伸建設工業㈱、細川隆文）
▽県農林水産部長（一般土木溜池の部）表彰＝Ｒ３防ため水ヶ迫溜池堤体２期工事（同、有馬弘晃）
▽県別府土木事務所長表彰＝令和３年度防安地改別第１―２号佐田山香線道路改良工事（同、山本竜也）。