大分建設新聞

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DXの世界に触れる 古城がソリューション展無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年07月05日
 測量機器販売や建設ICTソリューション事業の㈱古城(大分市、古城一社長)は2、3日の両日、大分市のレゾナックドーム大分で「DX―EXPO 2024 in OITA」を開催した。「見る・触れる・拡がるDXの世界」をテーマに、DXの重要性と可能性を提供し、地域経済の発展を共に目指す場として企画。建設会社、コンサルタント会社の担当者らが多数来場した。
 会場の建設DXエリアは、レーザースキャナー、マルチビーム、測量用ドローン、解析ソフトなどの最新機器の展示。オフィスDXエリアは、総務・人事・経理向けの就業管理(勤怠管理)ソフト、請求管理のクラウドサービスなどを展示し、補助金の相談窓口も開設した。
 また、企画展示コーナーでは、杭ナビショベル体験や杭打ちが一人で可能なワンマン測量実機体験コーナーを設置した。来場者は、「誘導通りに操作すれば、最も時間を費やし技術が必要な杭打ち作業が不要になり、作業効率が格段に上がる」と感想を話した。
 同時に、建設DX特別セミナー9講座、オフィスDXセミナー10講座が開かれた。建設DX特別セミナーではCPDS認定の最大4ユニットが取得できる技術向上セミナーも行われた。
 来場した県土木建築部建設政策課の山下竜雄課長補佐は「展示製品は、効率的な作業を進める上で不可欠だ。業界が抱える人手不足問題の解消につながるのではないか」と話していた。
 企画担当者は「技術や製品を実際に見て触れてもらった。今年も大盛況となり感謝したい」と述べた。
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