大分建設新聞

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社会的地位向上を 土木施工管理技士会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年07月05日
 県土木施工管理技士会は3日、大分市内で第32回通常総会を開いた。役員改選では下村和生会長を再任。また、4副会長のうち、久保田高司氏、藤澤正浩氏、渡辺隆次氏の3副会長を再任し、新たに井原昭文理事を副会長に選任した。
 下村会長が「業界は、時間外労働の上限規制への対応、働き方改革など課題も多い。日々、最前線で汗を流している技士の技術力と社会的地位向上に取り組む本会の重要性は、一層大きくなる」とあいさつ。
 来賓の五ノ谷精一県土木建築部長が「自然災害への対応では、技術力の高さが非常に重要となる。課題は多いが、さらに技術力研さんに努めて社会に貢献してほしい。ともに協力したい」と祝辞を述べた。
 2024年度の事業計画では、▽技術力・社会的地位向上のため、講習・研修会の開催、国や県などに対しての提言・要望活動▽情報収集および提供として、土木へ理解を深める行事などへの協賛や支援、ホームページ、SNSなどを利用した最新情報の提供―などを掲げた。
 表彰者は次の通り。
 ◇会長表彰
▽特別功労(技士会長)=岡部俊宏(任期04~11年)、小田修一郎(同12~19年)
 ◇全国技士会連合会長表彰(伝達)
▽役員表彰=後藤尊(㈱安東建設)
▽優良工事従事技術者=横濱洋一(後藤建設㈱)、佐藤零(㈱末宗組)、鶴田浩(㈱小野明組)。
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