大分県左官業組合連合会（堤裕也会長、会員70社）は先に、玖珠町で通常総会を開いた。
　会員ら43人が参加。堤会長は「今年４月に設計労務単価が示されたが、この15年毎年上昇している。昨今の物価高もあり給与をアップし職人などの処遇改善に全力を挙げたい」とあいさつ。
　議事では、２０２４年度事業計画は、▽左官業の社会的、経済的向上のため①左官業の構造改革の推進②施工単価の適正化と経費の容認（法定福利費の別途計上）③若手技能士の育成④労働時間の規制・週休２日制の導入への対応―など11項目、▽左官工事に関する技術向上のため、①技能検定に関する受験者募集と事前講習会の開催②登録基幹技術者の受験促進―などが承認された。