西幡トンネルを見学 佐伯豊南高1年生無料
社会貢献・人材育成県南地区
2024年06月24日
県佐伯土木事務所は20日、佐伯豊南高校工業技術科1年生21人と県の臼杵・佐伯・竹田の各土木事務所職員30人、国交省佐伯河川国道事務所職員3人を対象にした、国道217号戸穴BP道路改良工事(仮称)西幡トンネルの現場見学会をした。
同校では毎年、2年次から機械・電気系と土木系の系列に分かれ、資格取得や進路選択に移るが、コース選択の参考にするため、市内の工場や土木工事現場を見学、造船所の担当者らを招いて職場安全教育状況の講習などを開いている。今年度は、同市狩生―戸穴で前田建設工業・菅組・谷川建設工業JVが施工しているトンネルの現場見学をした。
案内した佐伯土木事務所道路課の加藤貴則課長補佐(総括)は、計画延長は1350㍍、トンネル部675㍍、幅員6・5(10)㍍、片側歩道など事業概要を説明。「現道は、線形不良で幅員が狭い上、歩道は未整備。既設の八幡トンネルは、老朽化が進み天井の崩落の恐れや大型車の離合が困難で、通勤・通学にも大きな支障があるとして事業化された」と紹介した。
さらに、人手不足が深刻な土木業界に少しでも興味を持ってもらいたいと、工事現場や計画、測量・設計などのコンサルタント業務を含め、多岐にわたる土木の面白さを懸命に訴えた。
続いて、西幡トンネル作業所の西村麻由人工事課長(現場代理人)が「本日現在、675㍍のうち612㍍まで掘削が進み、8月にも貫通する」など進捗状況や、火薬を装着し発破をかけ掘削土の搬出、コンクリート吹付、ロックボルト打ち込みに至るトンネル掘削の手順などを説明した。
同校では毎年、2年次から機械・電気系と土木系の系列に分かれ、資格取得や進路選択に移るが、コース選択の参考にするため、市内の工場や土木工事現場を見学、造船所の担当者らを招いて職場安全教育状況の講習などを開いている。今年度は、同市狩生―戸穴で前田建設工業・菅組・谷川建設工業JVが施工しているトンネルの現場見学をした。
案内した佐伯土木事務所道路課の加藤貴則課長補佐(総括)は、計画延長は1350㍍、トンネル部675㍍、幅員6・5(10)㍍、片側歩道など事業概要を説明。「現道は、線形不良で幅員が狭い上、歩道は未整備。既設の八幡トンネルは、老朽化が進み天井の崩落の恐れや大型車の離合が困難で、通勤・通学にも大きな支障があるとして事業化された」と紹介した。
さらに、人手不足が深刻な土木業界に少しでも興味を持ってもらいたいと、工事現場や計画、測量・設計などのコンサルタント業務を含め、多岐にわたる土木の面白さを懸命に訴えた。
続いて、西幡トンネル作業所の西村麻由人工事課長(現場代理人)が「本日現在、675㍍のうち612㍍まで掘削が進み、8月にも貫通する」など進捗状況や、火薬を装着し発破をかけ掘削土の搬出、コンクリート吹付、ロックボルト打ち込みに至るトンネル掘削の手順などを説明した。