大分建設新聞

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墜落・転落防止の徹底を 大建協玖珠支部無料

行事・講習会・表彰久大地区
2024年06月21日
 大建協玖珠支部(井原昭文支部長)は14日、玖珠郡建設会館で建災防県支部が推進する「足場の組立て等作業主任者能力向上教育講習会」を行い、会員12人が参加した。
 建災防県支部から姫嶋秀見講師を招き、災害事例および関係法令、最近の足場や組立、部材の管理など安全施工と保守管理を対象に講習した。
 近年、足場から墜落・転落する災害が多く発生しており、2015年7月から墜落防止措置が強化されたとともに、足場の組み立てなどに従事する労働者への特別教育の実施と、元請事業者等注文者の点検実施などが義務化され、23年4月からは一側足場の使用範囲が明確化。同年10月から足場点検の際には足場の点検者を指名することが義務付けられた―など安全性確保の必要度が増している。
 姫島講師は「現場の大小規模を問わず法令を守り、足場の組立や使用時の墜落・転落など労働災害を無くしてほしい」と呼び掛けた。
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