大分建設新聞

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危険予知で労災絶滅 梅林建設、安全大会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年06月17日
 梅林建設㈱(大分市)は12日、大分市内で第50回安全大会を開いた。約150人が参加し、安全意識の向上、労働災害防止活動のより一層の推進を図った。
 梅林秀伍社長が「3大災害といわれる墜落、建設機械の災害、倒壊の撲滅など、基本的な安全ルールを遵守したい。危険予知力を一段と向上させ心身ともに健康で働ける職場を目指そう」、安全衛生協力会の白井俊男会長(㈱日豊大理石社長)が「一人一人が自分の身は自分で守る強い意志を持ちたい」と、それぞれあいさつ。
 大分労働基準監督署の池辺雅文署長が、これまでに実施した安全パトロールや労働災害の状況などを説明。そして、▽第14次労災防止計画への協力▽女性活躍の推進▽健康経営を目指す―の3項目を要請し「受け継がれた技術、明治の教えそのままに、抜群の品質と行動力で社会に貢献、やる気を育て明日を作る、社員は家族それが梅林建設」とウメバヤシの語呂合わせを披露し、お祝いを述べた。
 そして、社員の多田誠二さん(土木)と田中大輔さん(建築)、協力会社の武田伸一さん(孝洋電設㈱)が現場での安全対策などを発表。フリーアナウンサーの財前真由美さんが「ハテナの連続!それが気づきに変わるまで」と題して特別講演をした。
 最後に、安全衛生協力会の但馬建副会長(日本暖房鉄工㈱社長)が「大会を契機に『危険に気付くあなたの目そして摘み取る危険の芽みんなで築く職場の安全』のスローガンのもと、危険予知活動で今日の危険個所を再確認することで、現場内に潜在するリスクを低減させ、さらなる安全水準の向上とともに、労働災害の絶滅に向け全員が一致協力して取り組む」と大会決議を読み上げ、会を締めくくった。
 受賞者は次の通り。
 ◇社長表彰
▽優良事業場特別賞=家島作業所(井原秀明所長)、大在東小学校作業所(田中大輔所長)
▽優良事業場賞=大在水処理作業所(水野善一郎所長)、380号作業所(多田誠二所長)、サンリブ萩原作業所(田上賢治所長)、伊予銀行大分作業所(小野憲正所長)
▽安全優良者賞(作業所長)=森本一、後藤繁
▽優良事業者賞(協力会社)=㈱イマハシ(今橋和俊社長)、㈱平成建設(高嶋秀武社長)、㈱陶進(長谷川正浩社長)、㈱九電工(新井考明大分支店長)
 ◇協力会長表彰
▽安全優良者賞(協力会社職長)=長野義久(木田重機興業㈲)、安藤貴幸(㈱永冨建設工業)、鈴木素(㈱板井装飾)、小野幸彦(清末塗装㈱)
 ◇安全衛生標語
▽一等=星野秀直(塩塚建設㈱)▽二等=土師智彦(ウメサン㈱)▽三等=堤美保(協栄工業㈱)。
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