大分建設新聞

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地域に根差した活動を 県環境保全協総会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年06月11日
 県環境保全協議会(利光正臣会長)は先に、大分市内で第34回通常総会を開いた。
 会議に先だち環境保全功労者に安田賢一氏が表彰された。
 利光会長は「建設部会は、電子マニフェストの導入で書類の簡素化を図り、コンビナート部会では、代替エネルギーとして水素を使う、製造部会は、特に焼酎や酒を造った残りかすを堆肥や魚の餌に再利用するなど、環境にやさしい取り組みが進みつつある。協議会も環境保全づくりの整備に向けた情報提供をしたい」とあいさつ。
 2024年度の事業計画では、県、市、各種団体と連携しながら、地域における環境保全の推進、産業廃棄物の適正処理と産業の健全な発展など、地域に根ざした幅広い環境保全活動に取り組むとし、▽研修・講習会の開催▽支部活動の推進▽普及啓発事業の実施▽各種会議の開催▽関係団体などとの連携―を掲げた。
 議事終了後、「地方都市の課題と向き合う」と題して住民とのワークショップによる地域づくりについて、大分大学理工学部の姫野由香准教授が講演した。
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