大分建設新聞

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たのうらら地元見学会 7月7日オープン無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年06月11日
 大分市は6日、県内26駅目となる道の駅「たのうらら」(大分市大字神崎)が7月7日にオープンすることに先立ち、施設見学会を開いた。大分市立神崎小学校の児童約40人と田ノ浦自治区・下白木自治区の住民110人、㈱大有設計や㈱佐伯建設をはじめとする工事関係者らが参加した。
 道の駅「たのうらら」は、1万7520平方㍍の敷地に、S造2階建てペントハウス階(延べ2736・82平方㍍)と大型屋根S造平屋(139・19平方㍍)の施設などを設けた。1階には情報提供コーナーや休憩コーナー、物販施設、歴史文化コーナー、サイクルステーション・ランナーズステーション、2階にはトイレやベビーコーナー、備蓄倉庫、飲食施設、キッズスペース、ホール(おとの聴こえる広場)、音楽スタジオ、多目的室、展望スペースなどがある。別棟の平屋には、トイレやベビーコーナー、非常用電源を設置。駐車場は270台分を備えた。市が投じた建設費は約13億円。
 見学会に参加した地元住民は、1階に設置された旧・別府大分電鉄の路面電車に乗り「昔はこの近くを電車が走っていた。懐かしい」「近くに海水浴場もあり、おみやげもあるので多くの人が楽しみにしている」と話していた。
 神崎小学校の児童は、市担当者の案内で施設内を見学。2階の「おとの聴こえる広場」で、大分市出身のピアニスト、小町美佳さんの演奏に聴き入ったほか、ワークショップでは、1階の「巨大観光マップ」に「田ノ浦のビワは大きくておいしい」など大分の魅力を書いた紙を貼り、絵も描いた。
 市商工労働観光部の緒方賢一郎おおいた魅力発信局長は「事業は、大変な工事だった。施設は市内西の入口にあり、市のみならず県内の観光情報を発信したい」と述べた。
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