㈱日建総合建設（大分市賀来北、藤田英樹社長）は４日、大分市野津原公民館で２０２４年度の安全大会を開いた。出席した協力会社49社を含む約80人が、スローガン「まず確認！」を再認識し、１年間の無事故・無災害を誓った。
　初めに藤田社長が協力会社へ日々の感謝を述べた後、「県内では労働災害が減らない現状が続いている。われわれの仕事は高所作業や大型重機の使用など、常に危険と隣り合わせ。危険を未然に防ぐＫＹ活動をしっかり行い、今年一年、無事故・無災害を達成しよう」とあいさつ。
　続けて、藤田文廣会長が「『まず確認！』、これは何よりも優先される安全の基本となるもの。現場に入ったら必ず確認を徹底し、守るべきことをしっかり守り、安全職場を実現していこう」と、重ねて呼び掛けた。
　プログラムでは、社長表彰、安全衛生協力会長表彰、応募総数１６１作品から選ばれた安全標語コンクールの優秀者表彰が行われた。
　講演では、県大分南警察署交通課の河野豊徳係長が「管内の交通事故状況」について、大分労働基準監督署の佐田憲昭副署長が「職場における熱中症対策」について、県災防県支部の石川雅久専務理事が「県内における労働災害発生状況とその事例」について、資料や写真を基にそれぞれ講演した。
　会の終わりに、安全宣言、全員で安全スローガン斉唱が行われ、今年一年の無事故・無災害を強く誓った。
　受賞者は次の通り。
（敬称略）
　◇社長表彰
▽協力会社＝ユナイト㈱、㈱エースライン
▽個人＝深田秀明（㈱日建総合建設工務部）
　◇安全衛生協力会長表彰
▽首藤栄治（ピーエム工業㈱）、小畑鉄平（㈱小畑建設工業）、嶋津満春（㈱大鐵）
　◇安全標語コンクール優秀者表彰
▽村岡靖（ＮＩＰＰＯ・日本道路共同企業体大分共同アスコン）、小澤春樹（日伸テクノ㈱）、イブヌ　サフィック（㈱日建総合建設）。